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この記事では「ローソク足からわかる価格の動きや、相場状況」について解説させていただきます。
ローソク足1本をしっかり読み解くことで大衆心理や、エントリー、利確のポイントまで活用することができるため、テクニカル分析の基本としてかなり重要な要素になります。
早速解説していきますね!(^^♪
ローソク足とは
「ローソク足とは」と調べると、”一定期間の価格の動きを視覚的に表現したチャートの一種”と出てきます。
ただもう少し踏み込んで解説すると、ローソク足とは「相場参加者の心理が価格に反映され、それがチャートとして視覚化されたもの」とも言えます。

なるほど、、、でもなんでローソク足が重要なのニャ?

ローソク足が重要な理由は主に3つくらいあると考えているよ!
ローソク足を見ることが重要な理由を3つお伝えします。
①心理を可視化する唯一のツール
・ローソク足は相場参加者の「感情」までもチャート上に残します。単なる価格の動きだけでなく、その裏にある迷いや勢い、反発の兆しまで読み取ることができます。
②エントリーや利確、損切りの判断材料になる。
1本のローソク足からエントリーの判断をきめるときもあります。ローソク足の値動きや形成された形をみることでより精度の高いトレードをすることができます。
③テクニカル分析の土台になる。
水平線や移動平均線などと組み合わせる際も、最終的な判断はローソク足の動きや形を見て行うことが多いです。
ローソク足はリアルタイムで市場参加者の心理が価格に反映されるという、最も即時性の高い情報源です。
だからこそローソク足を読み解く力をみにつけることでトレードの判断をサポートしてくれます。
ローソク足の本質を理解したうえで実際のチャートをどう読み、どう活かすかが次のステップです🔥
ローソク足から読み解く5つのポイント
ローソク足をトレードに活かすためにどのような視点で読み取ればいいのか。
まず初めに抑えておきたい”5つのポイント”を順に解説していきます。
①実体・ヒゲ・始値・終値・高値・安値、の意味
まずはローソク足の基本構造を理解することがチャートを読む第一歩になります。
ローソク足は「始値・終値・高値・安値」の4つの価格情報から成り立ちます。「実体」は始値と終値の差を示し、「ヒゲ」はその時間内の高値・安値を表します。

上の図は「陽線」のときのローソク足を表しています。
これらの要素が組み合わさることで1本のローソク足が「その時間に何が起きたのか」を教えてくれます。
ちなみにローソク足1本の形に名前を付けているSNSの広告やサイトなどを見たことがありますが、覚えてもほぼ無意味なので別のことに時間を使いましょう💦
②ローソク足が教えてくれること
記事の冒頭でも言いましたが、ローソク足は相場参加者の心理を可視化するものでもあります。
長い実体は強い勢いを、長いヒゲがあるローソク足はそこに買いや売り注文が多く入っていたりします。

実際のチャートを使ってローソク足の動きを見るとぱっと見でもこのような情報がわかりますね。
ただこれはあくまで一例なので、こんな見方もあるということだけ覚えておいてください!
③よく使われるローソク足のチャートパターン 【反転型】と【継続型】について
ローソク足の形状には、トレンドの反転や継続のサインとなるパターンが存在します。
それぞれ代表的なチャートパターンを一つずつ紹介しますね。
【トレンド反転型】 ダブルボトム

ダブルボトムは下降トレンドの終盤に現れる”反転の兆し”を示すチャートパターンです。
深さが同じくらいの谷が2つ出現することで下降から上昇トレンドへの転換を示唆します。
真ん中の山(ネックライン)には必ず水平線を引くことを意識しましょう。このネックラインをブレイクしていくと本格的に反転して上昇トレンドに切り替わることが多いです。
画像も手前は下降トレンドが継続していますが、ネックラインをブレイク後上昇トレンドに転換していますよね。
【トレンド継続型】 上昇フラッグ

上昇フラッグは上昇トレンドが一休みするときに出やすいパターンです。
具体的には1時間足などで上昇トレンドが出ているとき、5分足でじわじわと高値安値が切り下がるフラッグが出たら、フラッグを上に抜けたタイミングで買いエントリーし、上昇の流れに乗ります。
画像も一旦上昇トレンドが一休みすると同時に上昇フラッグが出現。そして突破後に再度強い上昇を繰り返していますよね。
⚠️チャートパターンを見るときの注意点(経験談)
チャートパターンは視覚的にわかりやすく、トレンドの反転や継続の判断材料として使われることが多いですが、使い方には注意が必要です。
特に5分足や1分足などの短期足ではチャートパターンが頻繁に現れて、かえって混乱のもとになります。
一方で1時間足~日足くらいの中長期の足ではだれが見ても同じように認識できるケースが増えてチャートパターンの信頼性が高まりやすいと考えています。
更に、チャートパターン単体でトレードすることはなく、基本は環境認識(相場分析)をもとに戦略を立て、その中で”結果的に現れたチャートパターン”をエントリー根拠の一つとして活用しています。

まずは相場全体の流れを読み取ることが大前提。そのうえで、結果的にチャートパターンが現れたら、それをトレードの判断材料の一つに活用するというのが私のスタイルです。
④時間軸による見える世界の違い
ローソク足は時間軸によって”見える世界”が全く変わります。
長期足(週足、日足)
特徴:大きなトレンドや市場心理の蓄積が見える。長期足で作った最高値や最安値は誰が見てもわかるため意識されやすい。
中期足(4時間足、1時間足)
特徴:長期足では見えない中期的なトレンドが見える。デイトレードでよく使われ、トレードの戦略を立てたり、利益確定の判断材料として用いる。
短期足(15分足、5分足、1分足)
特徴:細かな値動きが見えるためエントリーの精度を高められる。しかし短期足ではノイズも多い。
長期足は短期足が積み重なってできています。つまり長期足は”全体の流れ”を、短期足は”その中の細かい動き”を映しています。
逆に言えば、短期足だけを見ていると、全体の流れが見えずにノイズに振り回されてしまいます。
大切なのはまず大きい流れを掴むことです。長期足や中期足で方向を決めて短期足でエントリーのタイミングを測ります。(マルチタイムフレーム分析といいます)
これについては環境認識の部分も含んでくるのでまた別記事でしっかり解説します!とりあえずこの記事を最後まで読んでみてください!(^^♪
⑤ローソク足×水平線の組み合わせ
テクニカル分析を使った私の手法では、ローソク足と水平線を組み合わせることでより勝ちに近づく分析を可能にしています。
そこに先ほどの④で説明したマルチタイムフレーム分析を加えることによって、それぞれの時間軸での現在の相場の方向感や、どの位置にレートがいるのかを確認してトレード戦略を立てていきます。
大衆に意識される水平線付近でのローソク足の値動きや形状はトレードの判断材料になるため、エントリーの精度を上げていくことができます!
最後に
この記事では「ローソク足からわかる価格の動きや、相場状況」について解説させていただきました!
今回紹介した5つのポイントを意識することで、チャートの見え方が変わりトレードの判断にも深みが出てきます。特に長い実体やヒゲが伸びているローソク足には注目してみたら面白いと思います😊
実際にマルチタイムフレーム分析を使って相場を分析する「環境認識」の記事も書いているのでぜひ参考にしてみてください!
ここまでFXの基礎知識①~⑤までを読んでいただきありがとうございました!
まだ完全に理解していなくても問題ありません!ここからは実際にチャートと向き合いながら学んでいきましょう!
先ほどの水平線とダウ理論を使った環境認識を知りたい方はこちら
わからないことなどはLINE公式も開設しているので下のQRコードから追加して、質問していただければ、私が直接返信するので安心して気軽に追加してみてください!
(LINE公式はこれから更新予定ですので少々お待ちくださいすみません!!)
ご覧いただきありがとうございました😊



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